こんにちは。
アラサー女子大家 シルクです。
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不動産、株式、FX…全てに共通する「投資の基本」はこの3つ
私は不動産投資をメインに資産形成を考えていますが、
不動産は非常に流動性の低い投資なので、全ての財産をそこにつぎ込むわけにはいきません。
最近、株式投資(投資信託含む)などにも本格的に資産を配分していこうと思っています。
私が考える「投資」全般に共通する3つの基本は以下のとおりです。
- リスクとリターンの大きさは表裏一体
- 資産分散でリスクを抑える
- 時間を味方につける(中長期保有を前提とする)
1. リスクとリターンの大きさは表裏一体
投資家以外の日本人は「リスク」=「危険性」と訳しがちですが、
投資の世界で言う「リスク」とは、必ずしも損をした時の話だけではなく、「価格の振れ幅」のことをいいます。
つまり、リスクが大きい=価格の振れ幅が大きいということです。
例えば、不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンと言われますが、きちんと勉強して投資をすれば、株式などに比べてずっと振れ幅が少なく(リスクが少なく)、よっぽどイレギュラーな売却益を出さない限りは、リターンも爆発的に増えはしません。
一方で、投資信託であれば、一般的に
- 国内債券型
- 海外債券型
- 国内外株式型
- 国内外REIT型
などが内訳になりますが、債券が圧倒的に振れ幅が少なく、株式やREITがハイリスクな商品となります。
リスクが大きいということは、大きく損をする可能性も、大きく得をする可能性もありえるということです。
2. 資産分散でリスクを抑える
お金の教養を学ぶ「ファイナンシャルアカデミー」でもよく言われることなのですが、資産分散は投資の基本中の基本です。
一つの資産に集中して投資するよりも、値動きの異なる複数の資産を組み合わせて投資することが大切です。
それにより、資産全体を俯瞰した時の値動きは緩やかになります。
これは不動産投資であれば、複数の物件を保有すること、エリアを分散させることなどがリスク分散になりますし、
投資信託であれば、株式型の投身と債券型の投身を組み合わせることで、この2つの値動きは対照的になることが多いので、片方のマイナスを片方でカバーすることが出来ます。
また、もっとマクロな視点で「不動産投資、株式投資、FX」など、投資のジャンル自体を分散させることも大切です。
もちろん、各ジャンルについてきっちり勉強してからですが・・・。
3. 時間を味方につける(中長期保有を前提とする)
一度に全てのお金をつぎ込むのではなく、毎月一定額を積み立てる資産形成をしたり、不動産の買い時を年単位でずらしたりすることで、高い時に買いすぎることを防ぐことができます。
また、株であっても不動産であっても、中長期保有を前提としましょう。
デイトレードのような投資をすることは、よっぽど好きな人以外は疲弊しますのでおすすめできません。
特に信託系の投資などは、15年以上の長期投資にすることにより価格の振れ幅は小さくなり、長い目で見ると資産価値は上昇していく傾向にあります。
ただし、投資信託はファンドの繰上げ償還等で長期保有が不可能になることもあるので、注意が必要です。