こんにちは。
アラサー女子大家 シルクです。
管理人のプロフィールはこちらからどうぞ。
今回は「株式投資」について、投資家さんにインタビューさせていただきました!
お相手は30代サラリーマンで、普段は人事・総務のお仕事をされているKさんです。
30代サラリーマン男子が株式投資を始めたキッカケ
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そもそも私が株式投資に興味を持ったきっかけは、
リーマンショックで仕事を失う人が大勢いる中で、
漠然と
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と考えたことです。
とはいえ、そこから投資に至るまでには長い時間がかかりました。
最初は
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銀行預金の利子で年間400万円入ってきたらいいのに
と考えました。
が、実際に計算してみると、400億円必要だとわかります。
400億円貯めようと思ったら、イチローのような傑出したプロ野球選手になったとして年間10億円毎年稼いだとしても40年。
イチローでも40年現役は普通に考えて無理ですよね。
あまりギャンブル性の高いことをやる気もなかったので、
仕組預金とか外貨預金をいろいろと調べてみました。
けれども、アメリカもEUも次々と利下げに入っていましたし、高金利国のオーストラリアやニュージーランドの金利すら冴えません。
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そんな中で出会ったのが、
住信SBIネット銀行のSBIハイブリット預金でした。
普通預金扱いなのに金利が0.1%。
定期預金並みの金利がちょっとうれしくて開設しようとしたのですが、
SBI証券の買い付け余力に使うための口座ですから
当然SBI証券の口座開設も必要となります。
それで
SBI証券の口座を開設したのが、株式投資との最初の出会い
でした。
ただ、その時点ではまだ株式投資をしようと考えていたわけではありません。
投資を実際に始めるに至るまで、
まだまだ2年ほど時間がかかってしまいました。
その2年間は、ずっとコツコツ貯金していたんです。
400億円は貯められないにしても、
1000万円貯めればなんとなく良いのではないだろうか。
何の根拠もなく1000万円の貯金を作ろうと考えていました。
ただ、その間、
SBI証券の口座をほったらかしにしていたわけではありませんでした。
開設時にいろいろと見ていると、
様々な会社の情報が載っているのに気づきました。
それで、会社便覧みたいな感じで使っているうちに、
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と思い始めたのが直接のきっかけですね。
初心者の頃、株について勉強した方法
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意図して勉強したわけではありませんが、
とにかく
SBI証券をつかって様々な企業を検索して見てみた
ことが勉強になったと思います。
そのうち、実際に株を単元未満株で1株とか10株とか、少ない金額を
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捨ててもいいや
という気分で買ってみるところから投資をはじめました。
けれどもいろんな知識がやはりあやふやでした。
そこで次に行ったことは、インターネットで知識を拾う事でした。
けれども、インターネットの情報はもちろん玉石混交です。
何を信じていいのかわかりません。
幸い、長期投資と短期投資と大きく分けて二つのスタイルがあることは分かったので、
私が志すのは長期投資だろうと思いを定め、
じっくりと本を読んでみることにしました。
最初に読んだのは
さわかみ投信の澤上篤人会長の本でした。
なぜその本にしたのかは覚えていませんが、
とにかく株が安くなっているときに買って、そのあとは我慢して保有するという基本は分かってきました。
コテコテの長期投資ですね。
そして現在、一番影響を受けているのは
おそらくウォーレン・バフェットの投資法ではないかと思います。
関連本を何冊も読んで学びました。
株で富を築くバフェットの法則[最新版]---不透明なマーケットで40年以上勝ち続ける投資法
株主優待などのイメージが湧いて、投資に挑戦することに
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はい、SBI証券に口座を開設したのが最初です。
選んだ理由は特に無くて、ただ、定期を作らなくても
ある程度、良い利子を付けてくれるSBIハイブリット口座を開設したかっただけです。
株を始めた理由を細かく振り返ると
- SBI証券の口座を、企業を調べるための便覧として使っているうちに、いくらで株が買えるのか分かるようになったこと。
- 中にはあまり背伸びしなくても買えそうな株があったこと。
- 単元未満株を利用すれば、もっと安く気軽に株が手に入ることが分かったこと。
- 株主優待の内容を実際に証券口座の中で見ることができて、現実的なメリットがイメージ出来たこと
などがありましたね。
あとから考えると、SBI証券に口座開設したからこそ
単元未満株で気軽に投資をはじめられたのだと思います。
私が最初に買った株と、今初心者におすすめする株の銘柄とその理由
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最初に買った株は、おそらくハウス食品だったと思います。
当時株価が1500円くらいで、2株を3000円くらいで買ってみて、それをしばらく眺めて見ていました。
その後は配当利回りについて知ったため、
配当利回りが高い日産自動車や双日、あおぞら銀行などを
1~10株くらいで恐る恐る買う日々が続きました。
最初に単元株を買ったのは、おそらくNISAが解禁になったその日だったと思います。
たぶん2013年12月26日ですね。
タカラトミー100株とヴィレッジヴァンガード100株でした。
買った理由は、
単純に知っている企業だったということと、
株主優待がもらえることの2点です。
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そうですね、初心者にオススメの株は、
ある程度配当か優待がもらえてお得感が味わえることと、
1単元持つために必要な金額があまり高くない銘柄
が良いのではないかと思います。
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私個人としてですが、双日やみずほ銀行が良いのではないかと感じています。
ただし、成長するのかと問われると、
この低金利下、また銀行そのものの業態がこれからどうなるか不透明感が強いので、
大きく伸びる株ではないと思います。
むしろ、米中の貿易戦争や新興国からの投資資金流出が
まだまだ予断を許さない中では
リスク要因も多くてうかつに手を出しにくい感じでもあります。
けれども、最初の投資金額として二万円程度で買うことができることと、
上値は追う事が難しいにしても下値は限定的と考えられること。
初心者からするとネームバリューがあってとっつきやすいこと。
銀行という業界は安心感があることなど、買いやすい条件は揃っているのではないでしょうか。
私もそうですけど、まずは自分が知っている会社にミーハーに入っていくこと、一歩を踏み出すことが大切だと思っています。
もし、その後知識がついてきて「ここはダメだ」と思ったのであれば
そこで売ればいいのですから。
また、高配当、または優待株が良いのではないかと思ったのは、
見返りが分かりやすいというところですね。
分かりやすさから入ることは、とても大切だと思っています。
初期の取引の結果!利確できたか損したのか?
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そうですね。
実質的に初めて買った、単元株のタカラトミーとヴィレッジヴァンガードで話を進めたいと思います。
まず、タカラトミーの株は450円ほどで購入しました。
優待がほしかったのでずっと持ち続けたのですが、
最終的には他の企業と買い換えようと思って、5年弱保有した今年売却しました。
1900円ほどだったので、4倍ほどに増えました。
次に、ヴィレッジヴァンガードの株ですが、こちらは1100円くらいで購入しました。
優待がほしかったので、こちらも長期持ちというつもりでしたが、
次第に知識がついていく中で、決算書の内容があまりよくないことに気が付きました。
特に、流動資産に商品が妙に多い。
これは不動在庫が多い疑いが強いです。
確かに株主向けに70%オフの在庫処分フェアを毎年開催していました。
あまり長く持たない方が良いかもしれないと思っていた矢先、
優待改悪が発表され、
1300円ほどで売却しました。
結果として2銘柄どちらも利益は上げましたが、信念が合って購入した株ではないだけに、そこまで喜べないと思っています。
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初期の株式取引の成功要因
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そうですね、成功要因はいくつかありますが、
自分が考えたことだけが勝因ではありません。
第一に、アベノミクスが軌道に乗ってきたところで購入したこと。
途中で5月22日の暴落やブレクジット、トランプショックなど急激に株価が下げる場面にも遭遇しましたが、それに惑わず売らなかったというところは1つのポイントかもしれません。
といっても、売らなかった理由は優待があるからという事ですから、
相場を見極めていたわけではないんですけどね^^;
第二に、優待株ブームが訪れたことです。
優待名人の桐谷さんが登場して、優待株バブルみたいな状況が生まれてきた中で、企業の実態よりも株価が上振れて進行していったということだと思います。
第三に、これはタカラトミーの具体的な要因ですが、社長が変わったことです。
これも社長が変わるとか考えていませんでしたし、
株価がずっと上がらなくてもトミカの優待をもらえればいいか程度に考えていましたので、
これも自分が要因ではないんですが^^;
というわけで、初期の頃は完全にビギナーズラックです。
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結局、勉強が大事なので、初心者のうちにいろいろな本を読んだり、
セミナーに行ったりして勉強してみるのがおすすめです。
急がば回れですね。
Kさん、ありがとうございました!
私も株式投資に関しては、ファイナンシャルアカデミー
の無料セミナーなどで概要を勉強しました^^
こちらのセミナーは無理な勧誘やバック商品が無いので、おすすめです!