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不動産投資の「ROI」とは?
「ROI」とは、return on investment(リターン・オン・インベストメント)の略で、「投資利益率」「投資収益率」などと訳されます。
「ROI」という単語自体は、不動産投資に限ったことではなく、株式投資などその他資産運用でも使われる用語です。
こと不動産投資における「ROI」というと、投資金額に対して年間で何%、回収ができたかを見る指標を指します。
不動産投資におけるROIの計算方法
不動産投資は、多くの場合融資を引いて不動産を購入しますので、上記の「投資金額」とは、購入時に支払った自己資金(ローンの頭金、購入時諸経費)を指すのです。
つまり、計算方法は
(年間家賃収入ーローン返済額)÷購入時の自己資金(ローンの頭金+その他諸経費)×100
となります。
言い換えると、購入時に支払った自己資金に対して、1年あたり何%のキャッシュフロー(手取り収入)があるかともいえます。
まお、不動産投資の場合は、同じ物件を購入するときでも、融資をたくさんひくことができれば(フルローンやオーバーローン)、それだけ購入時に払う自己資金が少なくなるので、「ROI」は上昇します。
投資して良い物件、ROIの目安は?
その人の投資ステージ(何棟目の物件なのか、資産はいくらあるのか)によっても全く変わってきますが、
私がいつも気にしているROIの目安としては、最低でも10%、基本的には20%以上確保できる物件です。
不動産投資において「ROI」が10%であるということは、言い換えると、10年で最初に投じた自己資金が回収できるということ。
「ROI」が20%であるということは、5年で自己資金が回収出来る計算です。
不動産は取得してから5年以内に売却する場合は、極端に税金(譲渡税)が高いので、5年以内に売却することは考えていません。
※不動産所有期間5年以下で売却した場合、税率は39%(所得税30%、住民税9%)、所有期間5年超での譲渡に対しては、税率は20%(所得税15%、住民税5%)
なので、5年以上持つ前提で、5年以内には自己資金を回収して次の投資に回せるように、ということを最低限の目安としているのです。
物件を探す際には、必ず「ROI」を確認する習慣をつけましょう。
ROIを自力で計算するのは骨が折れるので、先日紹介した、不動産投資の収支シミュレーションにぴったりな「マネログ」を活用するのをオススメします!
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