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夫婦の老後資金が心配。いくら資金があればいい?
先日参加した、
女性のためのマネーセミナーで「老後の資金」についての講義がありました。
老後の資金はいくらあれば良いのでしょうか?
まず、
夫婦2人の老後の生活資金の平均は、月25万円程度
だと言われています。
これはあくまで平均値なので、
年をとって病院にかかる頻度が増したり、
子どもや孫に資金援助したり、
あるいは夫婦で旅行をしたり・・・といった、
ゆとりのある生活のためには、
生活費を月35万円程度と見ておくのが良いと考えます。
老後、何年間の貯蓄が必要?
そして、日本人の平均寿命は男性80.50歳、女性86.83歳です。
今後は、医療の発達などで平均寿命は伸びていくことが想定されているので、
余裕を見て90歳まで生きると仮定します。
人生100年時代と言われているので、これでもちょっと甘いかもしれませんが、ひとまず。
老後を60歳からとすると、
60歳〜90歳の30年間の生活費が途絶えないようにしなければなりません。
夫婦の老後の年金受給額
老後の資金を考える時に、
まず前提にするのが年金の受給です。
年金が破綻するなどとも言われていますが、
国の仕組み上、
年金受給額がゼロになるということは考えづらいです(詳細は割愛)。
もちろん、
年金受給額の減額や、受給年齢の引き上げはかなりの確率でありえますが、
ひとまずは2017年現在の年金受給状況を見てみましょう。
年金の基礎知識
年金には国民年金と厚生年金があります。
老後は、
全ての人が老齢基礎年金(国民年金)を、
会社員(サラリーマン)などで厚生年金に加入していた人は、
国民年金に加えて、老齢厚生年金
も受け取ることができます。
老後の年金受給額(国民年金の場合)
まずは、
20歳以上60歳未満の国民全員に加入義務がある「国民年金」。
現役時に年金の納め忘れがない場合、
国民年金のみだと、2016年4月から支給される年金は月額6万5008円です。
(厚生労働省「平成28年度年金制度のポイント」より)
老後の年金受給額(厚生年金の場合)
一方、「厚生年金」は地域や会社員時代の給料によって、
支払う保険料が異なります。
支払う保険料が異なるため、受け取る年金の額もさまざまです。
現役時代に、厚生年金に加入していた人は、国民年金と合算した額を受け取れます。
現役時代の殆どを厚生年金に加入していた場合、
平均受給額は、国民年金と合わせて月額約15万円となります。
夫婦でもらえる年金は月額いくら?
以上を踏まえると、
働き方の形態によって年金受給額は変わってきます。
- 夫婦共働き正社員の場合(2人とも厚生年金)・・・月額約30万円
- サラリーマンの夫と専業主婦の妻の場合(厚生年金と国民年金)・・・月額約21万円
- 夫婦で自営業を営んでいる場合(2人とも国民年金)・・・月額約12万円
あくまで2017年までの事例を元にした場合ですが、
このような結論となります。
国民年金と厚生年金はいつまでもらえる?
年金がいつからもえるかというと
65歳(今後は引き上げの見通し)ですが、
いつまで貰い続ける事ができるのでしょうか?
結論から言うと、
国民年金も厚生年金も、
年金は本人が亡くなるまでずっと受給することが出来ます。
長くなりましたが、年金の受給の実態は以上です。
老後のため、年金以外にいくら貯蓄が必要?
最初の章で書いたとおり、
ゆとりある生活を送るためには、夫婦で月額35万円の確保が必要です。
最低限の生活費でも25万円です。
もしも夫婦ともに自営業だった場合、
年金の受給額は12万円ほどとなりますから、
生活費25万円-年金12万円=13万円
月額13万円×12ヶ月(1年)×30年間(老後60歳〜90歳)
=4680万円
を年金以外で貯蓄しておく必要があるという
恐ろしい結果が出てきます・・・。
仮に30歳〜60歳でこれを貯蓄するとなると、
ちょうど老後と同様に30年間の貯蓄をすることになりますから、
月額13万円の貯金をしなければいけないということになります。
子育て世帯で、
毎月13万円の貯蓄を途切れること無く続けるのは、なかなか至難の業ですよね。
ゆとりある生活費のためにできる5つのこと
この4680万円の貯蓄を作るために、
若いうちから出来る資産運用は大きく分けて5種類です。
老後資金を貯蓄する方法は、
もちろん貯金も大切ですが、それだけではないんです!
老後資金を貯める5つの方法
- 銀行預金
- 個人年金(保険等の商品)
- 不動産投資
- 株式投資(投資信託などを含む)
- FX
世の中には様々な投資商品があります。
また、定期預金金利は0.01%程度ですが、預金も大きく見れば投資先の一つです。
一つ一つについて解説していると長くなるので
ここでは割愛しますが、
興味がある方はぜひ一通り学んでみることをおすすめします。
たとえば「お金の学校」
ファイナンシャルアカデミーの「お金の教養講座」では、
無料体験講座で資産運用の全貌を教えてもらう事ができますし、
不動産投資の学校の体験講座、株式投資・FXの学校の体験講座といった、
各投資に特化した無料の講座もあり、
勧誘なども決して厳しくはありません(私も体験しました)。
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ファイナンシャルアカデミーの評判は?怪しくない!?2年間通ったセミナー受講生の立場から口コミ
こんにちは。 アラサー女子大家 シルクです。 管理人のプロフィールはこちらからどうぞ。 お金の教養を学ぶ「ファイナンシャルアカデミー」 私が、20代OLにして 不動産投資家としてデビューする前に通って ...
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ぜひこのような場を活かして、
老後を見据えた資産運用について学んでみては如何でしょうか。