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アラサー女子大家 シルクです。
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不動産投資で関わる4つの不動産会社の種類
不動産投資に取り組むときには、信頼できるパートナーともいえる会社とお付き合いしていくことが非常に重要です。
そして、一口に「不動産会社」といっても、様々な業務によって役割が異なりますので、今回は各会社の役割を紹介します。
主な不動産関連会社は以下の4つに分類出来ます。
また、これらの役割を複数兼務する会社も多くあります。
- 建築会社
- 売買仲介会社
- 賃貸仲介(客付け)会社
- 賃貸管理会社
1. 建築会社(新築物件の場合のみ)
新築物件の購入時に関わる会社です。
旧物件を解体し、建築してもらう役割を担っています。
投資家とのやり取りとしては、物件の建築図面を提示してもらったり、外観決めの打ち合わせ(外壁、扉、内装の壁紙や床材などの相談)をしたりします。
2. 売買仲介会社
新築中古ともに、宅地建物を購入する時に最も関わる会社です。
宅地建物を投資家に紹介し、現地確認の同行、契約締結、決済までの間やり取りすることとなります。
仲介会社によっては融資先の銀行を斡旋してくれるケースも多く、金消契約の締結にも同席します。
また、売買の仲介には「元付け業者」と「客付け業者」があります。
売買仲介会社自身が売り主である場合、つまり元付け業者から購入(両手取引)が出来ると、交渉がスムーズで値引き交渉(指値)もしやすくなる可能性があります。
3. 賃貸仲介会社(客付け会社)
物件の購入後に、もっとも大切な存在になるのが賃貸の仲介会社です。
自身の物件へ、入居希望者案内や賃貸の契約締結などを行ってくれます。
つまり、一般の人が賃貸物件を探しに行く時に見に行く、駅前の路面店(たとえば「アパマンショップ」や「ミニミニ」「エイブル」「ハウスコム」といった不動産会社)は、この賃貸仲介会社にあたります。
賃貸の仲介にも「元付け業者」と「客付け業者」があります。
つまり、賃貸で家を探す場合にも、元付業者とやり取りできると両手取引となるため、仲介手数料の割引や、スムーズな家賃交渉などを行える可能性が高まります。
4. 賃貸管理会社
こちらも物件の購入後に無くてはならない存在です。
毎月管理手数料(相場は家賃収入の5%程度)を支払うと、
家賃の集金、突然のトラブル対応、退去の立ち会いや退去後のリフォームなどを手配してくれます。
大家に代わって物件を巡回してもらうことになるため、修繕の判断などもしてくれます。
管理会社の良し悪しで、築年数が経過しても物件が綺麗に保てるかどうかが決まるといってもいいかもしれません。
日々の物件の清掃も手配してくれる会社が多いですが、清掃業者だけ別の業者に頼むなど、柔軟に対応してもらえることが殆ど。シルバー人材センターなどに清掃を頼んでいる大家さんもいらっしゃいますね。
また、客付けを管理会社が兼ねているケースが多いです。