こんにちは。
アラサー女子大家のシルクです。
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多動力(堀江貴文)
発売1ヶ月経たずして5万部以上が売れた、
話題沸騰のホリエモンのビジネス書「多動力」!
読みましたのでレビューです。
もともと、学生時代から堀江貴文さんの本は結構読んでいる方です。
この本もホリエモン節炸裂の痛快、痛烈な一冊でした。
多動力とは?
流行語大賞になるんじゃないかという勢いの「多動力」。
PCの変換では、「他動力」(自動力の反意語?)という言葉が出てきますが、「多」動力です!
多動力とは「いくつもの異なる事を同時にこなす力のこと」。
なぜそんな力が必要なのかというと、インターネットの出現によりすべての産業が「水平分業型モデル」となり、「タテの壁」が溶けていっているから。
一つの業界を極める、悪い言い方をすればそこに固執する人間ではなく、業界を「越境」できる者が求められる時代になってきているのです。
自分がレアカードになる方法
ちなみに、「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」でも紹介されていた「人生レアカード化」。
物事をそれぞれ1万時間ずつ極めると100人に1人くらいの逸材になれる。
それを3つの各分野で実践し、組み合わせれば100分の1×100分の1×100分の1=100万分の1の逸材になれる、という理論を書中でも紹介していました。
多動力を身につける仕事術
本書の4,5,6章では、多動力を活かして仕事をするためのテクニックが展開されています。
特に大切な2点は「自分の時間を生きること」、そして「『原液』を作る仕事」をすること。
自分の時間を取り戻そう
前者は、人間誰しも平等に与えられた24時間をどう有効活用するかという話。
堀江さんは「電話をしてくる人間と仕事をするな」「99%の会議はいらない」などと言っています。
「原液」を作るための教養
そして、後者は「カルピスの原液」を例に挙げ、自分の影響力が他人に波及していき仕事(ビジネス)になっているかという話。
「原液」となる仕事を作るために必要なことは「教養」だといいます。
教養についての章を読むと、堀江貴文さんという人の真価がよくわかりますし、グサッと来ました。
教養とは、表面的な知識やノウハウではなく、時代が変化しても変わらない本質のこと。
時代の変化がとても早い現代にとても納得感のある意見です。
章の終わりに「10冊の流行のビジネス書を読むよりも、1冊の骨太の教養書を読もう」とありましたが、
無意味な多読にならないように読む本を選んでいかねばと反省しました・・・。
なお、「原液」の話は「ストックビジネス型のビジネスモデル」を築けているかどうかということを考えても分かりやすいのではないかと思います。
ストックビジネスとは何ぞやという方には、この本がオススメです。
多動力を身につけることで得られる未来
「新しいことに興味を失ってしまえば10代でも老人だし、新しい刺激を求め続けるならば60代でも若者だ。」
20代後半、いい大人になってきた今、この言葉を忘れないようにしたいです。
個人的には、ちょうどビジネスの分野で新しい挑戦を始めたところ。
好きなことだけやり続け、今まで以上の結果を出すために、
「自分の時間」を最大限使って「サルのようにハマり」、仕事に没頭していきたいと思います!