こんにちは。
アラサー女子大家 シルクです。
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出口から逆算するプロの不動産投資術!
埼玉県大宮市にある「株式会社クリスティ」代表取締役、かつ「富士企画株式会社」代表取締役の新川義忠さんの著書を読了しました。
新川社長のプロフィール(Amazonより)
不動産投資専門会社でトップ営業マンとして実績を挙げた後、2012年に独立、富士企画(株)を設立。
2016年より老舗不動産会社である株式会社クリスティの代表も兼任。
サラリーマンから地主さん、プロ投資家まで様々な案件にて、現在までに約3000件の物件売買に関わる。
「投資家目線でのアドバイス」「すぐには売らないスタイル」の人柄が信頼を呼び、著名大家さんも含めファンが多い。
不動産投資の本には、不動産投資家が書いた本もあれば、この本のように不動産会社の経営者の方が書いた本など、色々な視点のものがあります。
個人的には、偏らずに様々な立場の著者の方の本を読んだほうが良いと思っています。
この本は不動産会社の方が書いた本になりますが、新川さんご自身も物件を購入して経営されているというだけあって、すごく投資家目線に近い内容でした。
「金融機関が貸してくれるうちに買ったほうが良い」といった類の説明は、不動産会社(売買仲介)のセールストークであるということなど、業者側だからこそ言える本音も満載。
投資初心者が陥りやすい罠や、中だるみ気味の投資家に愛のある喝を入れてもらえるような一冊です。
不動産投資の成功の鍵は、良い営業マンと出会うこと
不動産投資には、表面的な利回りや金利といった数字だけでなく、総合的な判断が必要です。
数字に騙されず、本質的に得をする投資をすることの大切さが書かれています。
とはいえ、個人が総合的な判断をするというのはとてもむずかしいこと。
そこで新川さんが仰っていた印象的なお話が「良い営業マン」の大切さ。
不動産の営業マンだって人間ですから、ある良い物件が現れた時に「誰に紹介しようか」と考えた時、少なくとも一度は対面で会っていて、定期的に連絡を取っている投資家さんの顔が思い浮かぶでしょう。
投資の相談をしながら、プライベートの話に花が咲いた投資家のことを思い出しやすいかもしれません。
新川さんはサーフィンが趣味で、お客様と一緒にサーフィンをされることもあるそうです。
不動産投資の鍵は良い業者、良い営業マンと出会うことというのは、日々色々な業者さんにお世話になっている中で身に染みて感じることです。
全力で向かってきて下さる営業さんに、誠意を持って投資家も応える。そんな関係を築いていきたいと改めて思わせてもらった内容でした。