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無意識に貯金が趣味になっていた私
私は社会人になってからも、結婚するまで5年ほど実家暮らしでした。
自分で言うのもなんですが、もともと石橋を叩いて渡る堅実な性格ということもあり、
毎月、給与が入ると必ず、その日に貯金用の別の口座に一定額を振り替えて、そちらのお金には原則手を付けないという形で、コツコツ貯金をしてきました。
実家に月数万円入れてはいたものの、関東在住なのに家賃が不要という部分が大きく、結果、3〜4年の間は毎年100万円前後貯金をし続けることが出来ました。
初めて貯金に手を付ける時がやってきた
しかし、結婚が決まってから、結婚式や新婚旅行と行った大きな行事が増え、実質貯金が出来ない月が出てくるようになりました。
大きなイベントが目白押しなので当たり前といえば当たり前なのですが、「収入よりも支出が多い」という月が、自身が社会に出てから初めてやってきたのです。
この頃は、私だけならまだしも、夫の収入と合わせても単月赤字という月が・・・。
※結婚式場への支払いだけで300万円とか振り込んでいるので当然です。
ちなみに、私たち夫婦の収支は、結婚当初から、下記の記事で紹介した、マネーフォワードというWebサービスによって完全にオープンになっています。
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貯金が減ることへの不安
当時、この「収入よりも支出が多い」状態に対して、私は無意識にすごく不安になっていたようです。
その不安を初めて自覚したのは、実に何気ない日常のタイミングでした。
スーパーで買い物をした時に、それまで気にしたこともなかった「アイスを買う」という選択が憚られたのです。
いや、アイスですよ、アイス!ハーゲンダッツとかじゃなくて100円くらいの!(笑)
文章にしてみると馬鹿みたいですが、アイスに対して財布からお金を出すのが凄く嫌な気持ちがしたんですよね。
別に、欲しくないわけではないのに。
その時に初めて
と自覚しました。
「何のために貯金してきたの?必要な時に使うためでしょ。」
家に帰って、夫にその話をすると笑われました。
もし、その虫が急に食糧が確保できなくなった時に『貯めてある食糧は、勿体無いから食べちゃ駄目だ!観賞用なんだから!』とか言って、餓死しそうになったら、一体何を言っているんだ・・・ってなる。
食糧が食べるためにあるのと同じように、現金もいつかは使うためにある。
『貯まっていくのが見ていて楽しい』っていう、『貯金が趣味』になってるな。
ここまで言われて、パッカーンとイメージが拓けました。
確かに、そう言われれば私は「口座の残高が増えていくのが嬉しい!」って思っていたかも・・・。
現金は、使わなければただの紙
紙幣の実態は、ただの紙でしかありません。
紙です。
お金は使うためにある。
そんな当たり前のことに気づけ無いまま、半ば惰性で貯金を続けている自分に、その時気づくことが出来ました。
勿論、コツコツ貯金をしていたおかげで不動産投資を始める時に融資を引けましたし、日々の生活の安心感はあります。
と言う言葉も出かけましたが、冷静に考えると、結婚式などの一大イベントがあった当時は「今がいざという時」だったわけです。
もちろん、一文無しになって明日生きていけない状況になるのはまずいですし、投資家としては貯金はあれば有るだけ良いのですが、貯めてきたお金には使い時があると学びました。
これはかなり前の結婚式の時のプライベートな例ですが、不動産を買う時なんかもそうですよね。
不動産投資では、諸費用や頭金が必要で、今までコツコツ貯めてきた数百万円が一気に口座から無くなるということが往々にしてあります。
それにビビって投資をしなければ、リターンは得られません。
目的意識を持って貯金し、いざという時に、気持ちよく貯めてきた現金を送り出す。
そのような前向きな気持ちでお金を使うことが出来る人間になることが、お金持ちへの一歩ではないでしょうか。
ちなみに、貯金の意識や方法については、
ファイナンシャルアカデミーの「お金の教養講座」(無料セミナー)で
考える機会がありました。
貯金出来ない体質の人は、ぜひこのようなセミナーも活用してみて下さい!