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アラサー女子大家 シルクです。
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不動産投資の返済比率の計算方法
不動産投資を始めるにあたって、
欠かせない指標は表面利回りと実質利回りです。
ですが、それと同等に重要なのが「返済比率」。
返済比率とは、家賃収入に対する融資(ローン)の返済割合のことです。
例えば、区分マンションで月間の家賃収入が10万円で、うち7万円をローンで返済する場合、返済比率は
7万円÷10万円×100=70%
となります。
不動産投資の返済比率は何%なら適正?
不動産投資において、返済比率は低ければ低いほど良いです。
特に一棟ものの投資物件を購入する場合、
例えば、返済比率が50%ならば、
最悪半分の部屋が空室でもローンを返済できることになります。
※この場合、修繕積立費や税金が手出しになるので、投資としてはアウトですが・・・。
別の例として、
返済比率が80%であれば、
1棟アパート4室(賃料は同額と仮定)の場合、
1部屋でも空室になれば、家賃収入でローン返済が賄えなくなる
ということです。
ここで気になるのが、
返済比率が何%なら投資物件として安全(適正)かということですが、
私の場合は、1つの目安としてやはり半分の50%と考えています。
突発的な支出が少ないという理由で
新築ならば少し甘めに見ますが、新築、築古限らず目指したいラインは50%です。
ローン返済で手出しが発生しないための物件選定
また、私はリスク分散のために、
一棟6室以上のアパートのみを投資対象として見ています。
どういうことかというと、
区分マンション所有や戸建の場合、
入居者が居るか居ないかで、家賃収入はゼロかイチです。
逆に部屋数が比較的多い物件であれば、
上記の通り、
少しの間、数室が空室になってしまってもローンを返済し続けることが出来ます。
融資の条件(金利、返済年数)によって返済比率は変わる
物件の家賃収入(空室率)だけでなく、
融資の条件によっても返済比率は当然変わってきます。
物件を購入する前には、
- 金利が何%で返済期間が何年なら、返済比率が何%で
- うち何%が返済元金であり、何%が利息なのか
- 空室率が上がると返済比率はどの程度上がるのか
といった細かなシミュレーションをする必要があります。
どのような条件で融資を引けるかは分からないので、
金利や返済年数は、
複数パターンでシミュレーションすることをおすすめします。
これらを手計算するのはかなりしんどいので、
以前に紹介した不動産投資シミュレーションツール「マネログ」を活用すると便利です。
複製機能を使えば、
一つの物件のシミュレーション(計算表)をコピーして、
金利や返済年数の条件のみを修正して複数パターンの計算例を算出することも出来ますよ!
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不動産投資の最強無料シミュレーションツール「マネログ」の使い方を徹底解説!
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不動産投資を始める前に学びに投資するべき理由
このようなブログを書いておいてなんですが、
一つだけお伝えしたいことが、
検索した知識だけで不動産投資の知識を得たつもりには、
絶対にならないほうがいいということです。
私は一棟アパートを所有する不動産投資家(20代女性)ではありますが、
今書いたような判断基準は、
あくまで私が学んで、私が判断した基準でしかありません。
人それぞれの自己資金、資産背景、年収などによって状況は変わってきます。
そういった判断ができるようになるために、
私は不動産投資の勉強をするならば、絶対に独学ではなく、
中立的な立場のスクールやセミナーに行くことをオススメしています。
※中立的な立場というのは、主催者が収益不動産を販売している業者だったり、不動産会社と癒着あるコンサルタントではないことを指します。
具体的には、
私自身も2年間みっちり学んだ
ファイナンシャルアカデミー「不動産投資の学校」などがおすすめです。
東京や大阪などで、無料体験講座も開催されています。
詳細は以下の記事をご覧ください。
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ファイナンシャルアカデミーの評判は?怪しくない!?2年間通ったセミナー受講生の立場から口コミ
こんにちは。 アラサー女子大家 シルクです。 管理人のプロフィールはこちらからどうぞ。 お金の教養を学ぶ「ファイナンシャルアカデミー」 私が、20代OLにして 不動産投資家としてデビューする前に通って ...
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