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アラサー女子大家のシルクです。
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藤原和博の必ず食える1%の人になる方法
私がとても好きなビジネス書を書かれる、
キングコングの西野亮廣さんが、
著書やブログでオススメされていたのが今回紹介する本です。
「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法(藤原和博)」
発売は2013年で、以来ロングセラーとなっています。
著者の藤原和博さんは、長年リクルートの営業として活躍され、その後は都内で義務教育初の民間校長として杉並区立和田中学校の校長に。
その他、橋下大阪府知事の特別顧問を努めるなど、まさに「レア過ぎるキャリア」を歩んでいる方です。
この本の中では、そんな藤原さんの「100人に1人のレアな人になれ」という教えが詰められています。
「100人に1人」には努力でなれる
1つの分野で「1万人に1人」になるのは難しい。
オリンピックのメダリストや、ノーベル賞受賞者になるのは、とても厳しい世界です。
ですが、藤原さんは「100人に1人」くらいの存在ならば、必要な努力をきちんとすれば、誰でもなれるとこの本で説いています。
そのために必要な条件を、望む4種類のタイプ別に提示しているのが本書の構成です。
4つのタイプとは、
- 「経済的価値×権力志向」(社長タイプ)〜「力」を求める人
- 「経済的価値×プロ志向」(自営業タイプ)〜「技」を求める人
- 「経済以外の価値×権力志向」(公務員タイプ)〜「つながり」を求める人
- 「経済以外の価値×プロ志向」(研究者タイプ)〜「好き」を求める人
なお、1人の人間がずっと1つの志向性を持つとは限りません。
1万時間の法則
ちなみに、上記の4タイプのうち、
私自身は完全に「自営業タイプ」の志向性を持っています。
そんな「自営業タイプ」の章の中で、最も響いたのが、1つの分野で「1万時間」を投じて努力すれば、誰でもプロレベルになれる、というお話です。
1万時間の法則については、この本以外でもよく言われることです。
1万時間とは、
- 1日8時間、毎日取り組んだら約3年半
- 1日8時間、年間200日取り組んだら約6年(平日勤務の会社での取り組みなら200日前後)
- 1日5時間、年間200日なら10年
の歳月がかかるそうです。
一見気が遠くなりそうですが、逆に言えば「どんなことでも10年続ければプロレベルになれる」ともいえます。
「100人に1人×2分野」で「1万人に1人」の逸材に
なお、最終的に1万時間をかけて「100人に1人」のプロになれたら、今度は別の分野に挑戦して、それをかけ合わせたレアな存在になると良いと書かれています。
1分野で1万人に1人の逸材になるのは凡人には難しい。
だから、2分野、あるいは3分野跨いで自分をレアな存在にしていくことで、仕事に困らない人になれるということです。
最後に個人的な話、今後の指針としての本書
ここからは個人的な話ですが、この本を読んでみて、自分の方向性が改めて定まったような気がしました。
私自身、ちょうど現時点で、約1万時間をかけて向き合ってきたことがあります。
それは会社員として、大卒以来、仕事として行ってきた分野の内容です。
6年弱取り組んで、「普通の人」である私が、その分野を極めて1万人に1人の逸材になるのが厳しいことを自覚しています。
寝食忘れて没頭できるタイプの優秀な方々に、圧倒されたことが何度もありました。
そんなタイミングで、今後は少し違った仕事をしようとしています。
この6年弱で、1万人に1人の逸材にはなれなかったかもしれないけれど、技術をもって人助けをすることは出来る100人に1人程度の「プロ」にはなれたと思います。
なので、自分の「普通さ」を認めて、今度は別のフィールドで。
これからも頑張っていこうと思います!